みなさん、季節によって髪のセットが変わったり、
スタイリングがしにくかったりといった経験があるかと思います。
そこで今回は何故季節によって髪の状態が変わってくるのかを簡単に解説していきます。
季節によって髪の状態が変わる要因とは?
結論からいいますと、
【髪の水分量】の変化がとても大きい要因となっております。
季節が変わると気温の変化と共に空気中の水分量も変化していきます。
それに伴い髪内部の水分量がぐっと変わっていきます。
よく梅雨になると髪のセットが上手くいかない等の話を聞くことがあると思いますが
これが髪内部の水分量の変化による影響となっております。
また、日常生活の中でもこの髪の状態変化というのはよく見られます。
特に多いのが、夜にお風呂でシャンプーやトリートメント等のケアをした後は
とても状態のいい髪になっている事が多いですが、
朝起きた時には、パサパサで寝癖もすごく
また一からセットするのも大変な状態になっているなど、
経験された事がある方も多々おられるかと思います。
こちらも髪内部の水分量の変化によるもの、
少し詳しく言うと、
髪は熱と水分を含んだ状態で内部の結合が少し緩みます。
その状態から今度は乾燥した状態に持っていくと、
結合がくっつき、その形を維持しようとする仕組みになっています。
これが夜寝た時に枕等で髪が抑えられた状態になっていると
朝起きた時にその状態を維持しようとして寝癖ができるという仕組みです。
こちらの応用で美容室等では髪の濡れた状態から
髪をドライヤー、ブラシ等できれいな状態に維持するようセットしています。
なお、夜と朝の髪状態の変化については、
さらに状態変化する要因があります。
普段髪の毛は外的要因で傷つく事は少ないですが、
寝るタイミングではどうしても枕等で押さえつけられますので、
少なからず摩擦の影響で傷つく事があります。
これは毎日続きますので、少しずつですが髪の状態に影響していきます。
おすすめの対策方法
ここからは髪内部の水分量変化の対策について解説していきます。
対策方法としては大きく分けて2つの対策方法があります。
1つ目は、
【水分保持力の高いケア商品を使う】
水分保持力の高いケア商品とは簡単に言えば、
持続効果の長い商品を使うという事になります。
ヘアトリートメントなどは、極力効果が長いとうたっている商品等がおすすめです。
また、洗い流さないトリートメントは常時つけていると
こちらも水分保持をするにはおすすめとなっています。
ただし洗い流さなトリートメントはオイルタイプだと
揮発性の高い商品等もあるので注意も必要です。
2つ目は、
【物理的に防ぐ】
この物理的に防ぐというのは、
最近ではシルクナイトキャップといった
夜、寝る前にかぶって朝まで潤いをキープするといった、
ケア商品ではなく道具を使った対策方法です。
特にシルクには保湿と摩擦がおきないといった効果がありますので
髪には相性がとてもよくおすすめの素材になっています。
おすすめの商品紹介
ミルボン インフェノム CMパック 12g
こちらは通常のトリートメントの後につかう集中ケアパックとなっております。
特に水分保持力と持続力が高めとなっていますので、
髪の状態が落ち着かない時などに使うと丁度良いと思います。
ソワンフォーヘアー レパレモイ 145mL
こちらのトリートメントはオイルタイプの洗い流すトリートメントとなっており、
水分保持力と持続力がとてもすぐれていて、
寝る前に洗い流さないトリートメントはべたつくから使いたくないという方におすすめです。
また、くせ毛のかたのおさまりもよくするので、くせ毛等や縮毛矯正をおこなっている方などにもおすすめです。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン 120g
こちらは洗い流さないトリートメントになります。
乳液タイプのトリートメントの為、髪になじみやすく、
水分保持力と持続力も高めとなっております。
オイルタイプよりさらっと仕上がりますので、
オイルタイプが苦手な方にはおすすめです。
ハホニコ ハホニコプロ ジュウロクユ(十六油) 120mL
こちらも洗い流さないトリートメントになります。
オイルタイプの商品ですが、揮発しにくく
とても水分保持力と持続力に優れています。
少し重めのテクスチャーとなっておりますので、
とにかくしっとりさせたい方などにはおすすめです。
ソワンフォーヘアー シルクナイトキャップ
こちらはシルク素材でできた寝る前にかぶるナイトキャップになります。
100%シルク素材ですので髪との相性がとてもよく、
髪をまもりつつケアする事が可能です。
リボンで結ぶタイプとなっておりますので、
顔周りに跡がつきにくく、安心してお使い頂けます。
まとめ
今回の解説はいかがでしたでしょうか。
専門的に言うともう少し要因は様々なものがあげられますが、
一番わかりやすく、効果も実感できる点を重視して解説しておりますので、
さらに細かい部分はまた別の記事で解説していこうと思います。
これから髪の水分保持に気をつけていけば
今以上に髪のケアによって状態が変わってくるのを実感できるかと思いますので
是非お試しください。